
大津研ブログ
大津由紀雄の個人ブログであった「大津研ブログ」をこちらに移転しました。ただし、その性格は以前同様、大津由紀雄個人の情報発信の場とします。ことばの教育に関する記事を中心にさまざまな情報を発信します。ぜひ定期的にお訪ねください。
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Yukio Otsu
- 2014年6月18日
- 2 分
4人組本 第二弾 『学校英語教育は何のため?』
鳥飼玖美子、江利川春雄、斎藤兆史、それにわたくしの「英語教育4人組」による第2弾がまもなく刊行されます。以下は、編集を担当したひつじ書房の渡邉あゆみさんによる紹介文です。 —
『学校英語教育は何のため?』(江利川春雄・斎藤兆史・鳥飼玖美子・大津由紀雄著 対談 内田樹×鳥飼玖美子) 本書は昨年刊行した『英語教育、迫り来る破綻』(大津由紀雄・江利川春雄・斎藤兆史・鳥飼玖美子著)の第2弾となります。 今回のテーマは「目的論」です。学校英語教育でなぜ英語を勉強するのか、という根本的な問題を扱っています。昨年政府は、小学校英語の開始時期の早期化や中学校の英語授業を英語で行うなどの内容の計画を示しました。産経新聞のオピニオン欄で千野境子客員論説委員も、この計画を実施する目的について政府が「グローバル化のため」というなんとも口当たりの良いことを言っているがはっきりいってよくわからないと批判していました。英語教育の目的論は前から議論されてきましたが、いま、なんのために学校で英語をやるのかということをきちんと議論しなければならないという思いで、第2弾としてこのテ
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Yukio Otsu
- 2014年3月1日
- 3 分
ハリボテ英語力
『週刊朝日』 3月7日号に(ちょっと控えめに)「激変する大学の英語教育」という記事が載っています。その一部がネット上に公開されています。
http://dot.asahi.com/news/domestic/2014022600031.html そこには、わたくしの意見として、「能力テストの点数だけがいい『ハリボテ英語力』しか持たない学生が増えているのです。皮肉なことに、企業が求めているレベルと大学教育のレベルには大きなギャップがある。一流企業は、こうした点に気が付きだしています」ということが紹介されています。
この記事は、金子哲士さんというかたが取材、執筆した署名記事です。記事全体も大学英語の現状とその問題点が(限られた紙幅ではありますが)かなりきちんと整理されています。ちなみに、「ハリボテ英語力」というのは言いえて妙と思います。じつは、このことば、わたくしが使ったものではなく、わたくしの話を聴いていた金子さんが《英語力があるように見えて、じつは英語が使えない、「ハリボテ」みたいなものですね》と言ったとこと端を発します。つまり、「ハリボテ英
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Yukio Otsu
- 2014年2月26日
- 4 分
英語教育の在り方に関する有識者会議 第1回
英語教育の在り方に関する有識者会議の第1回会合が本日(2014年2月26日)の午前10時から正午まで文科省で開かれました。
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shotou/102/kaisai/1344178.htm この会議の委員一覧はつぎのサイトに掲載されています。
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shotou/102/maibo/1343931.htm 今月初めに、この会議の設置と委員が発表になった時、マスコミは楽天の三木谷浩史さん、有名英語講師の安河内哲也さんに注目しましたが、英語教育通の人たちはわたくしが委員に名を連ねていることに驚きを覚えたようです。なにせ、「あの」大津ですから。 そして、多くの人は「大津は取り込まれた」「(「実施計画」(後出)に批判的な大津も議論に加わったという)アリバイ作りだ」「ガス抜きだ」などと思ったようです。そういった要因もなかったとは思いませんが、たぶん、もっと別の要因が働いたと考えます。有識者会議での今
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Yukio Otsu
- 2013年12月12日
- 2 分
英語教育改革文科省案 わたくしの反応の詳細はあす神戸で 【付記、再付記】あります
【再付記 13p 12.13.13】 文科省のサイトに、より詳しい内容のpdfファイルが公開されました。
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/25/12/__icsFiles/afieldfile/2013/12/13/1342458_01_1.pdf 【付記 10a 12.13.13】この件、やはり関心が高いようですね。閲覧回数が「島津亜矢」に迫ってきました。(^^) 数日前から気配を感じていたのですが、きょうのNHKのニュースが、「グローバル化に対応 英語教育計画まとまる」というヘッドラインで、学校英語教育改革の文科省案を報じています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20131213/t10013798391000.html わたくしもきのう、この件でNHKの取材を受け、その画像も流れました。 NHKが伝えた範囲でいうと、改革の骨子は、 1 英語活動の前倒し(小学3、4年対象)
2 小学校への教科としての英語導入(教科化)(小学5、6年対象)
週3時間分(2時間を
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Yukio Otsu
- 2013年7月11日
- 1 分
7.14講演会は満席です
7月14日に開催予定の一般社団法人ことばの教育・ひつじ書房共催による講演会「英語教育、迫り来る破綻 —みんなで考え、行動しよう!—」はたくさんのかたの参加申し込みをいただき、会場の収容能力いっぱいまで受け付けをいたしましたが、すでに満席になっています。 予約なしに当日ご来場いただいても参加いただけませんので、ご注意ください。第二会場の設置を含め、会場校とさまざまな可能性を考えましたが、どれも実現が不可能であることが判明いたしました。 どうぞあしからず。 #イベント #一般社団法人ことばの教育 #英語教育
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Yukio Otsu
- 2013年6月24日
- 4 分
事実誤認と論理破綻と無知—自民党教育再生実行本部本部長インタビュー 【付記:2013年6月24日午後12時45分】
きょう(2013年6月24日)付の毎日新聞朝刊に以下のインタビューが掲載されました。 「くらしナビ・学ぶ: 入試へTOEFL導入など 大学の選択の幅広がる 自民党教育再生実行本部本部長・遠藤利明衆院議員に聞く」 http://mainichi.jp/feature/news/20130624ddm013100003000c.html 英語教育についての言及もあります。 — ●英語教育改革 −−英語教育について。
◆今まで何度も変えようとして変えられなかった。それはなぜか。これまでの教師の養成課程は「読み・書き」が中心だから先生もそれしか教えられない。これではいくら小学校から英語を始めても変わらない。必要なのは日本語を使わずに英語だけで授業ができる先生なんです。 −−教員の英語力の向上策は?
◆指標になるのはTOEFL。英語の先生を目指す学生には大学卒業要件として何点以上という基準も必要だろう。中学、高校の現職教師には希望すれば半年ぐらい留学したり、研修を受けたりして全員にTOEFLで一定の点数を取ってほしい。もともと英語の知識はあるから、あ
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Yukio Otsu
- 2013年6月23日
- 3 分
読売新聞熊本版の記事
先週は東京新聞と読売新聞熊本支局から取材を受けました。 読売のほうはきょうのネット版に載っています。
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kumamoto/news/20130622-OYT8T01300.htm 文部科学省の特例校指定を受け、1年生から英語を学んでいる産山村立産山小学校の授業の様子が紹介されています。 — 最初に、6年生の「英語科」の授業を見せてもらった。 「How are you?」(ごきげんいかが)「I’m sleepy and thirsty and so-so」(良くも悪くもないけど、眠くて、のどが渇いてます) アメリカ人の外国語指導助手(ALT)アンドリュー・クルックスさん(31)の問いかけに男の子が冗談ぽく答えると、教室に笑いが起きた。 短いやりとりだが、英語の会話で、子供たちが笑う姿が新鮮だった。ふだんから英語に慣れ親しんでいるためか、気後れするところが全くない。 — 小学校英語に関する記事やニュース画像でおなじみの様子です。ただ、問題は「I’m sleepy and thirsty
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Yukio Otsu
- 2013年6月14日
- 2 分
『英語教育、迫りくる破綻』、準備完了。しかし、それにしても、いい加減にしてくれと言いたくなる
「はじめまして、大津です」講演で楽しいひとときを過ごしていたころ、
http://otsuyukio.blogspot.jp/2013/06/blog-post_14.html
ひつじ書房では社長と渡邉あゆみさんが夜を徹してもと言ってもいいくらいのペースで仕事をこなしてくださり、『英語教育、迫りくる破綻』の印刷準備が整いました。その内容の予告については江利川春雄ブログと松本社長のfacebook書き込みをご覧ください。
http://blogs.yahoo.co.jp/gibson_erich_man/33032438.html
http://www.facebook.com/isao.matsumoto?hc_location=stream
そうこうしている間に、教育再生実行本部はまたすごい提案を用意したようです。
http://mainichi.jp/select/news/20130614k0000e010163000c.html
(以下、引用)
小学校での英語の教科化に向け、小学校教員を志望する学生に、卒業要件として英語能力認定試
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Yukio Otsu
- 2013年5月29日
- 1 分
『英語教育、迫り来る破綻』の案内ビラのことなど
【追記 2013年6月2日】この記事に以前貼り付けておいたビラに誤りがあることが判明しました。いまのビラは訂正済みのものです。講演会の時間は、(「午後2時より午後6時まで」ではなく、「午後1時から午後5時まで」です。) 教育再生実行会議が5月28日の提言で小学校英語の「強化策」を打ち出したということがテレビ、ラジオ、新聞等をにぎわせています。
http://mainichi.jp/feature/news/20130529ddm041100041000c.html 教育再生実行会議 「これからの大学教育等の在り方について
(第三次提言素案) 」
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/kyouikusaisei/dai8/siryou1.pdf 教育再生実行会議 「これからの大学教育等の在り方について
(第三次提言素案参考資料)」
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/kyouikusaisei/dai8/siryou2.pdf このブログで既報のとおり、江利川春雄、斎藤兆史、鳥飼玖美子と
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Yukio Otsu
- 2013年5月22日
- 3 分
4年生からの「小学校英語教育」(拡充版:13年5月23日)
きのう、あるかたから、「22日に開かれた教育再生実行会議で小学校英語についても議論が行われ、その後、文科大臣がその開始時期について「4年生からを目安」にと語った」という情報をいただきました。ネット上でも「時事ドットコム」がそのことを報じたのを確認の上、昨晩遅く、この下に残した原記事を書き込みました。 情報をくださったかたが「くわしくは、明日の朝刊各紙を見るように」とおっしゃっていたのですが、なるほど、その情報どおり、各紙が報じています。 日本経済新聞
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG2203O_S3A520C1CR8000/?dg=1
東京新聞
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2013052201001752.html
読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20130522-OYT1T01043.htm?from=main1
毎日新聞
http://mainichi.jp/select/news/201305
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Yukio Otsu
- 2013年5月19日
- 3 分
小学校英語のなぞ
小学校英語を教科化・専科化するという動きが表面化していますが、
http://oyukio.blogspot.jp/2013/05/blog-post_16.html
わたくしにはどうしても理解できないことがあります。それは、教科化・専科化を「格上げ」と捉える考え方です。 現行の「英語活動」は教科ではなく、道徳と同じ「領域」扱いになっています。これは決して「教科」にできなかったから「活動」にしたということでもありませんし、「教科化」のための準備段階として「活動」を位置づけたということでもありません。そのことは菅正隆前教科調査官も、直山木綿子現教科調査官も繰り返し述べていたことですし、学習指導要領を読んでもわかります。 教科としての英語と英語活動は質的に違うから、小学校への英語活動導入は英語教育の前倒しではないとされてきたことは以前からの議論を振り返ってみれば、すぐわかります。 英語「活動」はあくまで担任主導で、独自の教室文化を築いていくのだという発想のもとに導入されたものです。小学校の先生がたは混乱の中にあって試行錯誤を繰り返しながら、英語活動
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Yukio Otsu
- 2013年5月16日
- 3 分
ブックレット緊急出版と講演会のお知らせ
【再追記 2013.5.21】以下にあります、講演会についての再追記です。 7月14日の講演会への申し込みは(これまでの英語教育・言語教育シンポジウムなどの場合と比べ)かなり速いペースです。先の話ではありますが、参加をご希望の方は早目に申し込まれることをお勧めします。 【追記 2013.5.17】以下にあります、講演会についての追記です。 7月14日の講演会につきましては、たいへん皆様のご関心も高いようで、多くのお申し込みをいただいていおります。いくつか、お知らせしたいことがございますので、よろしくお願いいたします。 1)会場の収容人数は230名です。
2)お申し込みのメールには必ず返信をしています。
返信がない場合はお問い合わせください。
3)お名前だけのメールがございます。住所・所属・メールアドレスもお知らせください。 —– このブログでもお知らせしたとおり、自民党の教育再生本部が安倍晋三首相に手渡した「提言」に含まれる英語教育改革案に危機感を覚えた、江利川春雄、斎藤兆史、鳥飼玖美子とわたくしの4人は、ひつじ書房社長松本功さんの理解を得て、『
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Yukio Otsu
- 2013年5月15日
- 2 分
英語、小学高学年の正式教科に 教育再生会議素案
自然な成り行きとして考えていたとおり、《小学校英語を教科化しよう、専科化しよう》という動きが表面化しました。 http://www.nikkei.com/article/DGXNZO55091080W3A510C1CR8000/?dg=1 この問題を、《なあに、英語「活動」を英語「教育」にしようとするだけだから、どうってことないよ。それに、専科の先生が来てくれるなら、もう担任は英語をやらなくてすむし》と考えてはだめなのです。現在の外国語活動担当教科調査官の直山木綿子さんや松川禮子岐阜県教育長たちが先導し、全国の小学校の先生がたが多くのエネルギーを注ぎ、長い時間をかけて育て上げてきた英語活動文化がこれだいなしになってしまうのです。 英語活動は実質的にことば活動に転換できる余地を残しており、実際、わたくしたちの活動に賛同して、その可能性を探ってくださって小学校の先生がたも少なくありません。しかし、その努力も教科化、専科化ということになったら、水の泡です。 外国語活動、英語活動は学校英語教育に将来の可能性の余地を残して、その崩壊を食い止め、ぎりぎろのと
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Yukio Otsu
- 2013年5月6日
- 2 分
Japan Timesの記事、2件
柳瀬陽介さんのTwitterでJapan Timesが教育再生本部の「提言」についての記事を載せていることに気づき、閲覧しました。 http://www.japantimes.co.jp/news/2013/04/08/national/ldp-panel-binds-toefl-to-degrees/#.UYdXvbW-18H 平穏な記述です。いくつか英語の表現を覚えたりして、スクロールして記事を読み進めると、記事のあとに、Media weighs in on LDP’s English education planという別記事があることが書いてありました。 http://www.japantimes.co.jp/news/2013/05/05/national/media-weighs-in-on-ldps-english-education-plan/#.UYdZQrW-18E なんとこちらには先日の東京新聞に載ったわたくしのコメントも紹介されています。知らなかった!それはともかく、
According to Otsu, the Engl
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Yukio Otsu
- 2013年5月2日
- 2 分
「提言」の知恵袋
おとといの朝日新聞朝刊の「争論」を読んだ人の多くは遠藤利明さんという教育再生実行本部本部長の発言に一貫性が見られないこと、どうもTOEFLのことなどはあまりご存知でないように見受けられることなどから、きっとだれか知恵袋がいて、その見解を十分に消化できないまま、インタビューに応じてしまったのではないかと思われたのではないでしょうか。 少し前の産経新聞の記事から、おおよその見当はついていたのですが、
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130221/stt13022122450008-n1.htm
江利川春雄さんが裏を取ってくれました。
http://blogs.yahoo.co.jp/gibson_erich_man/32794750.html 経済同友会の2012年度教育改革による国際競争力強化PT(委員長は三木谷浩史さんです)が、4月22日に「実用的な英語力を問う大学入試の実現を~初等・中等教育の英語教育改革との接続と国際標準化~」を政策提言しました。
http://news.mynavi.jp/ne
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Yukio Otsu
- 2013年4月30日
- 2 分
失望。でも、侮ってはいけない。
昨日、予告しておいた遠藤・江利川「ディベート」が予定どおり、きょう2013年5月1日の朝日新聞朝刊に「争論」として掲載されています。 —
【追記】ネット上にも公開されました。
http://digital.asahi.com/articles/TKY201304300626.html?ref=comkiji_redirect&fb_action_ids=4840449689951%252C4840428129412&fb_action_types=og.recommends&fb_source=other_multiline&action_object_map=%257B%25224840449689951%2522%253A241189409353787%252C%25224840428129412%2522%253A158336117669378%257D&action_type_map=%257B%25224840449689951%2522%253A%2522og.recommends%2522%252C%252248404281294
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Yukio Otsu
- 2013年4月30日
- 1 分
あすの朝日の朝刊をぜひご覧ください
和歌山大学の江利川春雄さんがあすの朝日の朝刊に登場予定です。以下、江利川さんのブログから引用します。 ———- 高校生や大学入試にTOEFLを、などを掲げた自民党教育再生実行本部の「成長戦略に資するグローバル人材育成部会提言」をめぐり、朝日新聞で紙上ディベートをします。今のところ、掲載は5月1日(水)の朝刊(全国版)の予定です。 http://blogs.yahoo.co.jp/gibson_erich_man/32780216.html
———- ディベートの相手は教育再生実行本部の本部長である遠藤利明さんです。 遠藤さんといえば、
http://oyukio.blogspot.jp/2013/04/blog-post_3328.html
http://d.hatena.ne.jp/gorotaku/20130404/1365066300
をご記憶のかたも多いと思います。その後、議論の仕方について態勢を立て直すべく努力されたようなので、あすの記事が大いに楽しみです。 1つだけ注意すべきは、以前にも書きましたが、今回の「提言」をTOEFLの問
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Yukio Otsu
- 2013年4月15日
- 2 分
教育再生実行本部の提言(2)
自民党の教育再生実行本部がまとめた「成長戦略に資するグローバル人材育成部会提言」(2013年4月8日)を入手しました。この提言についてはすでに江利川春雄さんがご自身のブログで「教育再生実行本部の「提言」全文入手」という題で、簡潔ながら、鋭く問題点の指摘をしています。
http://blogs.yahoo.co.jp/gibson_erich_man/32702333.html わたくしが入手したものが「提言」の全文であるなら、わたくしが考えていた数十ページにわたる文書ではなく、表紙を入れて6枚の整理メモのようなものです。誤解のないように付け加えておけば、だからだめだと言っているのではありません。事実を述べたまでのことです。 詳細な検討は後日にしなくてはならないのですが、すぐに目についたのが以下の点です。「大学において、従来の入試を見直し、実用的な英語力を測るTOEFL等の一定の成績を受験資格及び卒業要件とする」(1 英語教育の抜本的改革 第1項)とあります。これまでのマスコミの報道では「TOEFL」としていたところがほとんどですが、原文では「TO
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Yukio Otsu
- 2013年4月15日
- 2 分
教育再生実行本部の提言
自民党教育再生実行本部が提言をまとめ、そのなかに、「各大学は、検定で一定の成績をとることを受験や卒業の要件にする。高校は卒業までに全員が120点満点のTOEFLで45点、英検なら2級を――」(朝日デジタル、http://digital.asahi.com/articles/TKY201304110570.html)といったことが含まれているらしいということで、先週あたりからさまざまなマスコミがこの問題を取り上げていることはみなさんお気づきのことと思います。「含まれているらしい」ともって回った言い方をしたのは、この文章を書いている時点では、(少なくともわたくしの調べられる範囲では)その「提言」そのものが公表されていないからです。
姉妹ブログの「新浦安日記」に、あるラジオ番組で、教育再生実行本部の遠藤利明本部長と意見を交わす機会があったことについて記事を書きました。
http://otsuyukio.blogspot.jp/2013/04/blog-post_4.html
そのときの模様(の一部)は下記のブログで読むことができます(書き起こしの
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