天野智之さんが編集長を務める「キンジロー—教師力向上マガジン」の編集長インタビューとしてわたくしの分が掲載されています。 http://www.g-education.com/special/interview/post-60.html
「母語を学ばないことには外国語は学べない!」というタイトルですが、正確には「母語について学ばないことには外国語は学べない」となるところです。
天野さんはとても頭のよいかたで、短時間のインタビューの間に、わたくしの主張の要点をきちんと理解してくれました。
もう1つ、現在、書店で平積みにされている『文藝春秋』12月号に「ドキュメント現代官僚論⑤」として、「文科省 成長戦略を後押しする「教育改革」」というルポが掲載されています。ライターは藤吉雅春さんです。
その中に、外国語活動(実質的に、英語活動)導入への舞台裏に触れた部分があります。
「三人が揃った料理屋で、酒に強い大津は顔色をまったく変えずに持論を述べた。大津の酒のペースを二人が追う」という、妙に生々しい描写も出てきます。さて、大津以外の2人とはだれか。関心がおありのようであれば、ぜひ読んでください。
ただし、注釈が2つ。このルポに関連して藤吉さんからの取材に応じましたが、このルポをまとめたのは藤吉さんご自身です。印刷される前にわたくしが原稿を見たわけではありません。もう1つ。「料理屋」というのは、いま流に言えば、こじゃれた居酒屋という感じのところで、粋な黒塀に囲まれた料亭ではありません。
Comments