昨年9月15日と12月21日の慶應英語教育シンポジウムをもとにした本がいよいよ出版の運びとなりました。
【追記7月14日】たくさんのかたから、書店で探したが見つからなかったというご指摘をいただきました。ご迷惑をかけましたが、すでに流通状態になったようです。また、Amazonでも申し込みができるようになりました。
まもなく、書店の店頭にも並び始めるはずです。
大津由紀雄編 『危機に立つ日本の英語教育 』 慶應義塾大学出版会 四六判/上製/296頁 初版年月日:2009/07/09 ISBN:978-4-7664-1656-5 定価:1,890円 (本体:1,800円)
執筆者は、大津由紀雄(慶應義塾大学)、津田幸男(筑波大学)、山田雄一郎(広島修道大学)、江利川春雄(和歌山大学)、三浦孝(静岡大学)、古石篤子(慶應義塾大学)、斎藤兆史(東京大学)、福田浩子(茨城大学)、末岡敏明(東京学芸大学附属小金井中学校 )、齋藤菊枝(埼玉県立大宮東高等学校)、佐藤学(東京大学)、柳瀬陽介(広島大学)、菅正隆(大阪樟蔭女子大学)(順不同)
日本の英語教育は、どこに向かうのか?▼財界(経団連)の要望を取り入れる形で文科省が作成した「『英語が使える日本人』の育成のための戦略構想」。そこで示されたプランと「小学校英語」および「TOEIC」ブームとの関連を指摘しながら、英語教育政策の改悪に警鐘をならし、対案を提示する。▼本書は、昨年9月と12月に開催されたシンポジウムをベースに、そのパネリストたちが英語教育政策や学校英語教育、小学校英語などの問題点について論じ、今後の指針について提言を行うものである。
ぜひご一読ください。
追記 この本のタイトルはあいまい表現です。どちらの解釈も真ですが。
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