予想以上に手間どってしまいましたが、かねて作成中だった、大津由紀雄研究室編『国際会議の開きかた』がひつじ書房から刊行されました。ひつじ書房の松本ひつじ功社長のご理解、海老澤若ひつじ絵莉さんの丁寧なご支援があってのことです。心から感謝いたします。また、内輪で恐縮ですが、わが研究室の関係者、ことに、最終段階でのとりまとめに尽力してくれた桃生L2朋子にも感謝します。
現在はひつじ書房のサイトのHPに関連情報が掲載されていますが、 http://www.hituzi.co.jp/ それによると表紙の色は「ピスタチオ色」というのだそうです。ピスタチオだと、日本酒や焼酎より、ワインだろうなと連想してしまうのには我ながら苦笑してしまいますが、近々、日本酒で祝いたいと思います。
あっ、宣伝、宣伝。書誌情報は以下のとおりです。
国際会議の開きかた 大津由紀雄研究室 編 A5判並製・136頁 定価1,600円+税 CD-ROM付き(お買い得です!) ISBN 978-4-89476-430-9
国際会議を開く機会が増えました。国内会議とそう変わるわけではないからと高をくくっていると、とんでもない目にあいます。この本は国際会議を10年間にわたった主催してきた大津由紀雄研究室が蓄積したノウハウを一挙公開するものです。国際会議開催の段取りから、開催に必要なさまざまな英語文書の例まで、有益な情報が満載です。これから国際会議を開こうとしている学会などの組織、国際会議開催に興味のあるかたがたのお役に立つ本です。
目次 はじめに 第1部 実践編 第1章 国際会議 1.1 なぜ国際会議? 1.2 会議の公用語 第2章 会議の立案 2.1 会議の立案 2.2 運営委員会の組織 2.3 日程と会場の決定 2.4 予算 2.4.1 支出/ 2.4.2 収入 第3章 会議の準備 3.1 招待講演者の選定 3.2 招待講演者との交渉・連絡 3.3 発表論文の募集・審査 3.4 プログラムの決定 第4章 広報活動 4.1 広報の依頼 4.2 ポスターの作成 4.3 インターネットの利用 第5章 会議当日 5.1 会議直前の準備 5.1.1 関係者への連絡/ 5.1.2 印刷物/ 5.1.3 機器・設備の確認 5.2 会議当日 5.2.1 役割分担/ 5.2.2 レセプション 5.3 会議終了後 第6章 発表論文集 6.1 刊行 6.2 編集 6.2.1 執筆要項の策定と執筆の依頼/ 6.2.2 原稿の収集/ 6.2.3 原稿の校正と編集 年間作業スケジュール チェックリスト 第2部 英語文例編 文例見本一覧 おわりに この本の作成について 索引
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