東京言語研究所では過去9回にわたり、「教師のためのことばワークショップ」を開催し、「ことばへの気づき(metalinguistic awareness)」の概念を中核としたワークショップを行ってきました。そして昨年、「教師のためのことばセミナー」として、「ことばへの気づき」に関する講義を中心としたものに模様替えしてみました。また、新型コロナ状況であることを考え、開催形態もZoomを利用したオンライン形式を採りました。各回の講座には他の日担当の講師陣も参加し、ディスカッションも深まりました。そこで、本年も引き続き「教師のためのことばセミナー」形式で開催します。受講者としては小中高大の先生をはじめ、教員志望者、社会人など、いろいろな背景を持つ方々を想定しています。理論と実践を融合させたセミナーは多くの方々のお役に立つと思います。皆様のご参加をお待ちしております。
詳細は
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各日10:00AM~12:00PM
10月16日(日)大津由紀雄・関西大学
ことばへの気づき概論と小中高大校種別対応可能性
10月30日(日)北野ゆき・守口市立さつき学園
ことばへの気づきを利用した小学校での授業実践
「ことばってこうやって考えてみたら、めっちゃ面白いなぁ、先生」
11月20日(日)向後朋美・十文字学園女子大学
ことばへの気づきを利用した大学での授業実践ー母語を利用した外国語教育の基盤の形成
12月04日(日)柾木貴之・北海学園大学
ことばへの気づきを利用した国語科と英語科の連携―その歴史、方法、実践
12月18日(日)亘理陽一・中京大学
学校教育の視点から見た、ことばへの気づき
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