院生の吉原です。
9月1日から3日間、Northwestern Universityの吉田方哉(まさや)先生に統語解析をテーマとした集中講義を行っていただきました。文理解には文法の知識だけでは足りないという基本的なことから最近の研究に至るまで、多岐にわたる内容を例文・実験を見ながら丁寧に教えていただきました。
また、吉田先生には、9月4日の言語学ワークショップでもお話しいただきました。The Processing of Conditional Clauses in Japanese and Active Filler Effectsというタイトルで、日本語の「もし~なら」という係受けを利用した先生の最新のご研究を紹介していただきました。
理論から明示的な予測をたて、解析器の性質を明らかにしていく一連の研究はとてもわくわくするもので、統語解析研究の魅力を知った4日間でした。
夜はほぼ毎晩街に繰り出し、ビールを飲みながら学生時代の思い出やアメリカでの生活など楽しい話をたくさん聞かせていただきました。最終日のカラオケでは、ものまねまで披露してくださいました。先生のサービス精神には脱帽です。
9月に入って早々、大変有意義な4日間となりました。 吉田先生、長時間本当にありがとうございました!
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