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小学校のクラス会 麦の芽会 第62回

更新日:1月31日

【書き始めてみると止まらなくなり、長くなりました。】


昨日(2023年1月8日(日曜日))に第62回麦の芽会を蒲田駅西口の居酒屋「粋 iki」で開催しました。麦の芽会は1960(昭和35)年に大田区立北糀谷(きたこうじや)小学校を卒業した、飯野美智子・山路峯男学級のクラス会です。


これまでにこのブログで麦の芽会を取り上げたことが2度あります。

https://bit.ly/3GMXgli

https://bit.ly/3GMSG6C

最初の投稿はわたくしが慶應を定年退職した年に、二番目のものは2020年に書きました。


麦の芽会は小学校卒業以来、毎年、成人の日の前日(成人の日が1月15日に固定だった頃は成人の日)に開催しています。あ、正確には、開催「してきました」です。二番目の投稿にある2020年の開催以降、2年続けてコロナ感染症のために不開催を余儀なくされてしまったからです。今回もかなり微妙なタイミングでしたが、なんとか開催にこぎつけることができました。


ただ、今回はいつもとだいぶ様子が違いました。まず、会場探しに苦労しました。以前の投稿に書きましたように、わたくしは麦の芽会の終身幹事をやっているのですが、その「業務」はきわめて楽で、以前は固定の会場(鎌倉屋、リビエラ)がありましたし、そちらが店を閉めてからもネットで検索すれば、さほどの苦労もなく店を探すことができました。


2020年に開催したがんこ寿司蒲田店、料理も、対応もとてもよかったので、当日、21年分の予約を入れていたのですが、ほどなく、閉店の報せを受けました。そして、21年の会自体も中止となってしまいました。2年の中断の間に日曜日の昼間に営業する居酒屋がめっきり減ってしまいました。ネット上の情報をもとに電話をすると、《いまは日曜日の昼間はやっていません》という反応が返ってきます。


結局、会場が決まったのが会の前日、まあ、飛び込み予約とでもいうようなものです。こんな事情でしたので、集合はJR蒲田駅中央改札口としました。


午後2時の約束ですが、責任感の強い(!)大津終身幹事は午後1時に蒲田駅に到着、会場の下見をしました。そして周辺の商店街をぶらぶらと散歩し、駅ビルの中にある大型書店で時間調整をして、1時45分に改札口に着きました。すると、なんということか、もう参加者5名が全員揃っているのです。何と言っても3年ぶりですからね。


そう、今回の参加者はわたくしを含めて6名。参加者が10名を切るのは本当に珍しいことです。理由は簡単。コロナです。でも、それでも卒業後、63年を経過してのクラス会としては立派なものだと思います。


2年の中断の間に、1年生から3年生までの担任をしてくださった飯野美智子先生が逝去されました。先生は2019年の第60回まで毎回出席してくださっていました。先生は美声の持ち主で、毎回、会の最後に歌う「北糀谷小学校児童会の歌」をリードしてくださいましたし、二次会のカラオケでもその美声を披露してくださいました。そして、クラスの児童たち(つまり、わたくしたち)の名前を名簿順にきちんと記憶されておられ、毎回、参加者を驚かせていました。子どもたちを愛し、子どもたちに愛された飯野美智子先生のご冥福をお祈りします。


4年生から卒業まで担任してくださったのは山路峯男先生です。体調その他の理由で、山路先生も今回は欠席でした。しかし、奥様を通して、わたくしたちへの手書きのメッセージをご用意くださり、ほんとうにありがたいことです。山路先生は在野の研究者として伊良子清白(1877-1946、詩人)の研究に打ち込まれ、2冊のご著書を世に問うていらっしゃいます。コロナ状況のため、直接、お目にかかることはできませんでしたが、電話ではとても元気なお声を聞かせていただきました。先生の麦の芽会欠席ははじめてのことです。そもそも、クラス会の定期開催のアイディアは先生が出してくださったもので、麦の芽会のことをこよなく愛してくださいました。


そんなわけで、麦の芽会のシンボルともいえる、お二人の先生を欠いた淋しさは隠せませんでしたが、6人での第62回麦の芽会は徐々に盛り上がっていきました。


まずは恒例の近況報告から。それぞれがそれぞれのスタイルで、楽しみながら人生を送っていることがわかり、愉快でした。そんな中、前回の会にも元気な姿をみせてくれていた大内田(清水)雪江さんが昨年逝去されたことが親友だった小川(金岡)百合

枝さんから報告され、《あんなに元気だった雪江さんが!》と驚くとともに、あの笑顔と声を思い出して、なんとも言えぬ淋しさに襲われました。


3時間の一次会は大いに盛り上がり、これ以降も麦の芽会を継続していこうということで意見が一致しました。なんどとなく話が出ている旅行や夏の開催なども考えてみたいと思います。


もちろん、麦の芽会はこれでは終わりません。二次会はカラオケがおきまりのコースです。6人全員がマイクを持って熱唱です。上品なマイクの奪い合いがあって、あっという間に2時間が過ぎました。


さて、そろそろお開き?いえいえ、そんなことはありません。ファミレスのジョナサンに立ち寄って、締めの懇談。洋物の甘味が苦手なわたくしは赤ワインでお付き合い。泊りがけの旅行もいいとか、コロナが一段落したタイミングでの臨時開催とか、再び麦の芽会の今後について話題が飛び出しました。


振り返ってみると、もちろん、思い出話もあったのですが、多くがいまの話とこれからの話でした。長持ちしている理由はここにあるような気もします。あ、それから自慢話と悪口がないこと、これも重要ですね。だから、楽しく過ごせるのだと思います。


通りかかった若者に頼んで写真を撮ってもらいました。出席者の上田晃くん曰く、「いまの若者は写真を撮るのがうまいんだ」。ほんとう、そうですね。素敵な写真を撮ってくれました。


いまでも地元の北糀谷近くに住む人たち、蒲田の近くに住む人、電車で帰る人たち、来年の再会を誓って蒲田駅で解散となりました。午後9時をまわっていました。


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