院生の小町です。
先週金曜日に、日本学術振興会特別研究員(PD)で上智大学客員研究員をつとめる加藤孝臣さんを講師にお迎えして、言語学コロキアムが開催されました。
今回は、”The Nature of the CSC and Its Implications”と題した講演で、加藤さんご自身がハーバード大学に提出された博士論文(Kato 2006)とその後の展開を中心にお話を伺うことができました。
Ross (1967)であげられた制約の1つであるCoordinate Structure Constraint(CSC; 等位構造制約)を詳細に分析し、それが現在の理論的枠組みにおいてどのような意味を持つのかが論じられました。
今回もさまざまな研究機関から、研究者、学生のみなさまにご参加いただき、議論も大変盛り上がりました。講師を務めてくださった加藤さん、お越しくださったみなさま、ありがとうございました。
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