1月10日(金曜日)に札幌大通高等学校で開催された第53回全道外国語教育研究集会に講師としてご招待をいただきましたので、9日から昨日まで札幌に行ってきました。この時期の札幌としては珍しく雪が少なく、驚きました。 10日は午前中に講演、午後にワークショップを、それぞれ90分間、担当しました。この程度、まとまった時間があれば、新学習指導要領に埋め込まれた日本型複言語主義の考えとその実践例を解説したり、参加者に課題に取り組んでもらったりすることができます。そのようすはすでに北海道新英研のFacebookにアップされている写真でご覧いただけます。 https://www.facebook.com/search/top/?q=%E5%8C%97%E6%B5%B7%E9%81%93%E6%96%B0%E8%8B%B1%E7%A0%94&epa=SEARCH_BOX
たくさんの方々に参加していただき、有意義で、かつ、楽しい時間を過ごすことができました。小学校の先生の参加者からは英語の授業をどう展開していけばよいのかという切実な声が上がり、事態の深刻さを再認識しました。こうした声に応え、先生たちの不安を払しょくするにはさすがに時間が足りません。そこで、今回の体験が今後の研鑽にむけた、着火剤の役割を果たすことができるよう工夫したつもりです。
今回、北海道教育大学名誉教授の小山内洸(おさない・たけし)さんに初めてお目にかかることができました。ご著作では存じ上げていたのですが、うかつにも、(いまはなき)東京教育大学文学部英文科の先輩でいらっしゃることは今回初めて知りました。新英研の精神的支柱として重要な役割を担っておいでです。このページに掲げた写真の左端のほうに小山内さんのお姿が写っています。
いろいろとお世話になった野村健治さん、杉山譲司さん、藤川実さんをはじめとする、北海道新英研のみなさんに心から感謝いたします。北海道新英研の更なる発展を祈念いたします。
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