東京言語研究所集中講義 田窪行則氏「琉球語宮古池間方言を学ぶ」

最終更新: 3月20日

東京言語研究所では、今年度第1回集中講義として、田窪行則さんによる「琉球語宮古池間方言を学ぶ」を以下の要領で開講いたします。

この講義はフィールド・メソッドを学ぶ機会としても有益だと思います。方言学に関心のある方だけでなく、言語研究の基礎知識と基礎技能を身につけたいと考えている方々に広くお勧めいたします。

<演題> 琉球語宮古池間方言を学ぶ

<講師> 田窪 行則 氏(京都大学文学部教授)   <日時> 2014年9月6日(土)・7日(日)  <会場> 東京言語研究所 (新宿区西新宿6-24-1 西新宿三井ビル13階) <参加費> 一般12,000円 学生 9,000円(当日学生証提示)          (*2014年度理論言語学講座受講生は9,000円) <申込み> HP申込みフォームまたはFAXにてご連絡下さい。  定数:50名


詳細は、

http://www.tokyo-gengo.gr.jp/pdf/20140906.pdf


概要:

琉球宮古語池間方言を概説する。琉球列島で話されている言葉は、日本語の姉妹語であり、唯一、同じ祖語を有する姉妹語であることが証明されている。しかし、両者の差は大きく、互いに意思疎通は不可能である。また、琉球諸語は5つの言語に分類される(奄美、沖縄、宮古、石垣、与那国)が、これらの言語間でも意思疎通が不可能なほど違っている。琉球諸語はいわゆる危機言語(消滅の危機に瀕した言語)であり、宮古語もその例外ではない。母語話者は60代であり、すでに次の世代への継承を行っていない。宮古語池間方言は、池間島、伊良部島佐良浜地区、宮古島西原地区で話されている。本講義では主として西原地区で話されている池間方言を学ぶ。池間方言は比較的若い世代でもよく使われており40代の話者でも流暢に話す人がいる。しかしこの方言でも次世代への継承はほぼ途絶えており、30年後には消滅する可能性が高い。そこで、この授業では、同時に消滅の危機に瀕した言語を記録、保存する方法についても学ぶ。


西原地区で話されている池間方言に関しては京都大学言語学教室・京都大学コンテンツ作成室で作っ て い る 電 子 博 物 館 が あ る の で 、 受 講 前 に そ ち ら を ご 覧 に な る こ と が す す め ら れ る(www.kikigengo.jp から宮古方言、池間方言とたどるとみられる)。


また、書きおこしの練習をする場合があるので、Max Planck Institute for Psycholinguistics, the Language Archive, Nijmegen, The Netherlands で開発された Elan というフリーの書きおこしソフ

トをダウンロードしインストールしておくのが便利である。

URL:http://tla.mpi.nl/tools/tla-tools/elan/



注: 当日はパソコンを持参する必要はありません。もしあれば便利であるという程度です。

#言語学 #集中講義東京言語研究所

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