東京都英語スピーキングテスト問題続報

昨年暮れに「都立高校入試への英語スピーキングテスト導入問題」と題した記事を掲載しました。

https://bit.ly/3Jrwpti


ことの展開に危機感を覚えた中高の先生たちとともに正月返上で導入反対の運動を展開してきましたが、今週に入って、AERAの2月21日号に「都立高入試の英語スピーキングテストに懸念の声続々 ---「8万人『公平』はムリ」「むしろ話せなくする」」と題する記事が掲載されました(pp.24, 25)。編集部の石田かおるさんによるこの記事は、東京都教育委員会に対しても、現職の先生たちに対しても、丁寧な取材をした上で書かれたもので、この問題の本質を理解するのに大いに役立ちます。幸い、この記事はすでにネット上でも閲覧できるようになっていますので、ぜひご一読ください。

https://dot.asahi.com/aera/2022021500048.html


同じAERAの1月20日号に掲載された「中学英語のスピーキングテストは「話す力」を育むのか --- 教員らから困惑の声」「中学英語のスピーキングテスト、どう採点する? --- 都立高校入試で21年に導入」もネット上で閲覧できます。これまた丁寧な取材に裏づけられた記事です。

https://bit.ly/3BpuFy0

https://bit.ly/3LzLQln


冒頭にも触れたように、この問題の展開に危機感を覚えた中高の先生たち(OB、OGを含む)とここしばらくの間、連携を取りながら、「応援弁士」などを務めてきましたが、学校教育の将来を見据えて、いまなにをすべきかを真剣に考え続けていらっしゃる先生たちの姿には頭の下がる思いです。ぜひこの問題についての彼ら、彼女らの意見に耳を傾けてください。


そして、ご賛同いただけるなら、「都立高校入試へのスピーキングテスト導入の中止を求めます!」に賛同のご署名をお願いいたします。

https://bit.ly/3oPIctS

<呼びかけ人>

池田真澄(大学講師・新英語教育研究会会長)、江利川春雄(和歌山大学名誉教授)、大津由紀雄(慶應大学名誉教授)、沖浜真治(中高講師・新英語教育研究会東京支部代表)、久保野雅史(神奈川大学教授)、鳥飼玖美子(立教大学名誉教授)、中山滋樹(高校教諭)

<賛同人・団体>

秋田喜代美(学習院大学教授)、浅井幸子(東京大学教授)、阿部公彦(東京大学教授)、乾彰夫(東京都立大学名誉教授)、勝野正章(東京大学教授)、小国喜弘(東京大学教授)、小玉重夫(東京大学教授)、児美川孝一郎(法政大学教授)、佐藤学(東京大学名誉教授)、杉田真衣(東京都立大学准教授)、瀧口美佳(立正大学准教授)、寺沢拓敬(関西学院大学准教授)、中嶋哲彦(名古屋大学名誉教授)、中村雅子(桜美林大学教授)、能智正博(東京大学教授)、本田由紀(東京大学教授)、吉原令子(日本大学教授)、綿貫公平(大学講師・全国進路指導研究会)、憲法を教育に生かす西東京の会、小平 子どもと教育を守る会、新英語教育研究会、東京教育連絡会、日本外国語教育改善協議会世話人会、入試改革を考える会

*アイウエオ順

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東京都の「英語スピーキングテスト(ESAT-J)」が抱える本質的問題(その2) 大津由紀雄 2022年5月4日 「その1」に引き続き、都立高校入試に利用される、東京都の「英語スピーキングテスト(以下、ESAT-J。English Speaking Achievement Test for Junior High School Studentsの略称で、「イー・サット・ジェイ」と読みます)」が抱える