19日(土曜日)は、埼玉県立総合教育センターでの一般公開イベント(ポスター参照)に出展した東京言語研究所のグループに加わりました。センターは埼玉県行田市にあります。
・君も雄気堂々、警察官!(埼玉県警察本部・災害対策課)
・「簡易分光器」を作ろう(理化学研究所 和光地区)
・動くキーホルダーを作ってみよう!(ものつくり大学)
・分光器を作って七色の光をのぞいてみよう!(ものつくり大学)
・気象や地震について知識を深める(気象庁熊谷地方気象台)
・僕らの地球探検隊(JICA地球ひろば)
・偏光で遊ぼう~偏光万華鏡~(産業技術総合研究所)
・「ミクロの世界を探検!」
・骨ほねウオッチング(国立科学博物館)
・理科実験「浮沈子」(日本技術士会 埼玉県支部)
・まが玉つくり・埴輪展示(さきたま史跡の博物館)
など、盛りだくさんの内容です。
東京言語研究所は昨年に続き、2回目の出展です。
「おとうさんはまんねんひつ」コーナー、「二ひきのいぬとさる」コーナー、「とらさんたち」コーナー、方言コーナーなど、いろいろなコーナーがあって、ラボスタッフ、ラボテューター、齋藤菊枝上尾鷹の台高校校長、渡辺香代子杉戸町立西小学校教諭、矢持昌也吉川美南高等学校定時制教頭(明海大学で研修中)などのみさんが担当しました(2枚目の写真)。
わたしは「いぬごいぬ・いぬいちご」コーナー担当です(3枚目の写真)。スタンプラリーになっていて、わたくしのところまでやってくるとシールがもらえます。
会場は週日、小さな子どもたちや保護者のみなさんたちでにぎわいました。おもしろい答もたくさん飛び出ました。たとえば、小学校低学年児は、「にひきのいぬとさる」を「2匹の犬と2匹の猿」と解釈する子どもが多くいました。
途中、20分ほどのミニ講演もいたしました(4枚目の写真)。わたくしは埼玉県のマスコットであるコバトン(ポスターに描かれています)に扮して話しています。なお、この「衣装」はラボの杉沢智子さんの作品です。
20日(日曜日)は郁文館夢学園で、達セミ・一般社団法人ことばの教育共催の金谷憲・大津由紀雄対談がありました。あいにくの強い雨で、参会者は事前申込者の半数をわずかに越える程度に留まりましたが、じつに有意義な話ができました。
セッティングは写真のとおりで、「徹子の部屋」ならぬ、「由紀雄の部屋」という趣にしました。無理を言って、紅茶も出してもらいました。あ、わたくしが来ているのは、コバトンの時の長そでTシャツ(これは前日、苦労してユニクロで見つけたものです)ではなく、似た色のセーターです。
鈴木猛東京学芸大学教授と堀切一徳郁文館夢学園国際交流センター長という、いずれも、わたくしが学芸大在籍中に学生・院生だった2人が質問の口火を切り、金谷さんとわたくしが答えると形で始まりましたが、いつのまにか、わたくしが仕切っていました。
休憩なしの3時間という長丁場でしたが、金谷・大津という65歳コンビは大いに語りました。詳細はいずれまとめたいと思いますが、わたくしにとって重要なこととして、金谷さんが言った、《中学、高校の英語教育が何より大切である》、《中学、高校では、現在の中学での学習内容がきちんと定着するようにすればよい》という点です。これはわたくしの考えと完全に一致します。
金谷さんも学芸大の仲間や達セミの仲間に囲まれ、かなりリラックスした様子で話をしてくれ、あっという間に3時間が過ぎました。
懇親会も盛り上がりました。写真は左から、末岡敏明さん、津田正さん、谷口幸夫さん、鈴木猛さんです。
12月8日(日曜日)には吉田研作さんをお招きして、同様の対談をします。この対談については何人かの人が「怖いもの見たさ」という同じ表現を使っています。《怖いもの》が見られるように、準備しておきます。
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