そんな中、獨協大学の創立50周年を記念して企画された、外国語教育研究所第4回公開研究会「日本における英語教育の現状と課題」が開催されました。
講師は鳥飼玖美子さん、江利川春雄さん、斎藤兆史さん、それにわたくしという、おなじみ「英語教育4人組」です。
講演1 江利川 春雄 氏(和歌山大学教授)(4枚目の写真) 「学校の外国語教育は何を目指すべきなのか」
講演2 斎藤 兆史 氏(東京大学大学院教授)(5枚目の写真) 「英語学習・教育の目的」
講演4 鳥飼 玖美子 氏(立教大学特任教授、国立国語研究所客員教授)(7枚目の写真) 「なんで英語の勉強すんの?」
4つの講演が終わった後、約15分ほどの休憩をはさみ、会場からの質問にお答えするセッションに入りました(8、9枚目の写真、司会は岡田圭子さん)。
聴衆には質問用紙が配られていましたので、その用紙を使って質問を寄せてもらい、各講師がそれに順に答えていくという形式が基本でしたが、その合間合間に、わたくしたち4人の間でのやりとりもあり、とても有意義で、しかも、楽しいやりとりが展開されました。
各講師の講演内容については、獨協大学の岡田圭子さんによるすばらしいまとめが獨協大学外国語教育研究所のサイトに掲載されていますので、そちらをご覧下さい。http://www.dokkyo.ac.jp/news/detail/id/5017/publish/1/
講演会終了後、レセプションが開かれました。すばらしいお料理とお酒が用意されていたようなのですが、わたくしたち4人は多くの方々に囲まれて、楽しい会話がはずんでいる間に終了の時間がきてしまいました。
今回の講演会に700人を超えるかたがたがお集まりになった一番の要因は学校英語教育に不信と不安を感じている人たちが大勢いるということではないでしょうか。それは質問用紙に書かれていた内容からも裏づけることができます。
今後も英語教育を始め、広く教育について4人で発信を続けるつもりです。講演会の後に開いた反省会兼打ち合わせ会兼お楽しみ会ではいろいろなアイディアが出されました。また、関西でも同様の会を開いてほしいというご要望に応え、12月には関西にお邪魔する予定になっています。詳細がわかりましたら、改めてお知らせいたします。
最後になってしまいましたが、今回の講演会を周到に準備され、講演会当日には見事な運営をされた岡田圭子さんをはじめ、獨協大学外国語教育研究所の関係者のみなさんに心からのお礼と感謝を捧げたいと思います。
変わらぬご支援をお願いいたします。
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