第12回小学校英語教育学会(JES)にて実践発表

最終更新: 3月20日


大津研究室の訪問講師、渡辺香代子です。今年度、埼玉県長期研修生として、小学校外国語活動の領域で、こちらで研修をさせていただいています。よろしくお願いいたします。


去る7月15日(土)、千葉大学で開催された「第12回小学校英語教育学会(JES)」にて、実践報告をしてきました。「言語活動が高める、英語のコミュニケーション能力と国語の力 「聞けた!「伝わった!」活動から、思考・判断し、思いを表現する発信型活動へ」というタイトルで、勤務校である埼玉県杉戸町立杉戸小学校で取り組んできた活動をまとめたものでした。




 小学校外国語活動を展開するにあたり、楽しいゲームの引き出しを増やし、「聞けた!」「伝わった!」喜びを味わわせるための様々な工夫を考えた、その次に学級担任が課題とすべきことは、もっと楽しく効果的なゲームや活動を考案することでしょうか?


そこで、私は、児童は、英語で何がしたいのだろうか?という問いに向かい合うことにしました。





今後の外国語活動の方向性を模索し、試み的に挑戦したのが、今回報告した「児童の英語を思いのこもった英語にする!」取り組みです。2年間で70時間、児童に文字や文法知識のない小学校外国語活動であっても、“楽しいゲームの思い出”だけではなく、英語を「ことばとして使う」体験や喜びを大いに味わわせたいと考えました。小・中学校の両者が「ことば」という軸からぶれることなく、それぞれの教室で、それぞれ子どもの実態に合った英語の授業を展開させることで、英語に関しての“中1ギャップ”は少なくとも今より小さくなると思いますし、何より、英語への高い意欲を持ったまま、もっとうまく効果的に英語を使いたいという目的意識を持って、中学校の体系的な授業に入っていけると思います。実際、この取り組みにおいて、児童の意欲は大いに高まりましたし、自分で考え、自分なりの英語で表現できたことに達成感や充実感を持ちました。そして何より、もっと多くの単語や文を知って、今は日本語でしか言えないこれも英語で言いたい、もっと英語を使いたいという気持ちを持つことができました。







しかし、課題になったこともあります。それは国語の力の育成です。これは、児童が英語で、思考・判断し、表現するために、その基盤となってくれる力です。日本語において語彙を豊富に持っていることは、英語で豊かに的確に思いを表現できる力につながります。また、接続詞や効果的な文章構成の仕組みを身につけていることは、論理的に考えを展開させ、表現できる力へと生きて働きます。


 発表後の質疑応答の時に、ある小学校教員の方から、「国語との交流の重要性を私も感じています。


そのために具体的にどのような手立て、取り組みを学校でなさっていますか?」との質問をいただきました。学級担任が「ことば」に意識を向け、国語との交流や教育活動全体での充実した言語活動の展開を通して、児童のためにいかにして豊かな言語環境を作っていけるか、これが私の次の課題です。




 今回の取り組みに興味を持たれた方は、ぜひ、こちらまでご連絡ください。


kayoko.wsiren.ocn.ne.jp


(*を@に換えて送信をお願いいたします。)




出張プレゼンいたします!


そして、ぜひ、これからの外国語活動について一緒に考えていきましょう!


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