院生の伊藤健彦です。
8月24日に、慶應大学と東京大学の院生、そして現職の先生方によって現在の言語教育を考え直すというコンセプトの下、慶應大学三田キャンパスで言語教育シンポジウムが行われました。
院生の問題提起の後に現職の先生方の実践報告、そしてパネルディスカッションと全体討論という流れで行われました。登壇者の熱い発表と聴衆の熱気溢れる質問により、今回のシンポジムは大いに盛り上がりを見せました。
現在の言語教育を問い直すには、国語教育と英語教育の連携が必要であるということを改めて再認識する場となりました。国語と英語は独立したものでなく、共に「論理的思考性」を必要とする「言語」としての共通の基盤を認識する重要性が叫ばれました。
このシンポジムは第一回目ということもあり、手探り状態でしたが、大きな成果を上げることが出来、たいへん嬉しく思います。今後もシンポジウムを継続し、現在の言語教育に対して独自の提言をすることができればと考えています。また、今回シンポジウムを成功させることができたのも、大津先生、現職の先生方、宮本さん、大津研究室の皆様、シンポジウムに来てくださった方々のおかげだと思います。本当にありがとうございました。
9月3日追記
なお、各発表者のハンドアウトは、以下のURLからご覧になれます。
次回の言語教育シンポジムは、来年の1月を予定しております。詳細は後日掲載いたします。 ご質問がある方は、takehiko@otsu.icl.keio.ac.jp(大津研究室修士1年伊藤健彦)までお願いします。
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