露木昶先生のこと


加藤守雄先生と岡崎正継先生の話を続けてさせてもらいました。懐古趣味が出てきたのかと思われるといけないので、以下の事情を書いておきます。中締め講義をした折、最終講義によくある思い出話はほとんどしませんでした。聴衆の皆さんとのやりとりになったとき、話が効果的な英語学習法の話に及び、あるかたが「大津さんはど

うやって英語をものにしたのか」と問われました。その話をするとなると、やはり、立教中学校、立教高校での教育について触れないわけにはいきません。中締め講義の時にはできなかった、少し具体的な話をしようと思い立ったのが、この一連の記事を書くきっかけです。


加藤先生や岡崎先生のような先生たちに

母語である日本語をとおして、ことばの豊かさやおもしろさを実感させていただ

いたのですが、英語そのものについてもじつに貴重な体験をさせてもらっています。その一つが立教中学の時、英文法と英作文を教えていただいた露木昶(あきら)先生の授業です。露木先生についてはだいぶ以前にも書いた記憶がありますが、それからだいぶ時間も経過していますので、露木先生とその授業について書いた拙文を再掲載させていただきます。


英語については、露木先生だけでなく、入門期に懇切丁寧に指導してくださった川崎仁先生、発音の基礎やアメリカ文化について教えて下さった柳原馨先生(先生は日系二世で、当時、日本語はあまりお上手ではありませんでした)、高校になってから英文法と英作文のおもしろさを感じさせていただいた森田利光先生(森田先生はわたくしが3年間を過ごした立教高校の寮の副寮長(のちに、寮長)をお務めでした)をはじめ、たくさんの立派な先生に巡り合うことができました。


大学(経済学部生時代)に入ってからも、フォークナーの研究者だった原川恭一先生、若い学生と話すのが大好きでいらっしゃった、スコットランド人のRobert J. Crow先生、そして、なんと言っても、恩師伊藤健三先生にご指導いただくという幸運に恵まれました。


こんな恵まれた環境で中学・高校・大学時代を過ごすことができたのですから、ことばに対する感受性は自然に強くなっていき、生成文法との出会いによって、その後の歩みの方向がかなり明確になりました。


#恩師

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