院生の伊藤です。
12月21日(日)、慶應義塾大学日吉キャンパスにて、言語/英語教育講演会+対談が行われ、数多くの参加者を得て、大盛会となりました。当初、閉会16時を予定していましたが、佐藤先生(東京大学)、大津先生、そして会場にお越しいただいた方々による熱い議論が続いた結果、最終的に17時に終了いたしました。
会の第一部では、佐藤先生のご講演が「英語リテラシーのポリティクス」という題で行われ、日本の英語教育の問題点、そしてこれからの日本の英語教育が向かうべき方向についてお話いただきました。中でも、国語と英語を教科「言語」に統合するべきというご意見が印象的で、言語教育という枠組みの重要性を改めて認識いたしました。
会の第二部では、佐藤先生と大津先生の対談が行われ、日本の英語教育についてのご意見のみならず、お二人ご自身の言語体験についてもお聞きすることができました。対談の熱気そのままに、第三部では、お二人と会場にいる方々との間で討論が活発に行われました。
この会では、たいへん有意義な時間を過ごすことができました。佐藤先生、大津先生、会場にお越しいただいた方々、そして運営のお手伝いをしていただいた慶應義塾大学出版会の皆様、本当にありがとうございました。
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