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執筆者の写真大津由紀雄

羽藤由美さん「共通テストの英語民間試験が見送られた時、都は足を止めるべきだった」

EduA(朝日新聞)(22年3月24日付)に「京都工維大・羽藤由美教授「共通テストの英語民間試験が見送られた時、都は足を止めるべきだった」と題された記事が掲載されました。石田かおるさんの署名記事です。


この記事の中で羽藤さんはESAT-J(東京都の英語スピーキングテスト)の問題点を的確に指摘しています。すでにご紹介した、同紙22年3月17日付の記事「都立高入試英語スピーキングテスト、民間試験GTECとそっくり 都教委は「似ていても違う」」(石田かおるさんと山下知子さんによる署名記事)と併せて読むと、この問題の深刻さがよくわかります。


東京都の関係者は羽藤さんの結びのことばをかみしめる必要があります。


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都はテストの内容にまで疑義が上がるような状況のなか、実施を強行していいのでしょうか。このままでは、「理不尽さに耐える力」を試すテストを中学生に課すことになってしまいそうです。都教委は数々上がっている懸念や疑念に誠実に向き合い、制度を変える側が果たすべき説明責任を尽くしてほしいです。

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すでにご案内した「都立高校入試への英語スピーキングテスト導入見直しを求める」市民大集会が迫ってきました。3月29日(火曜日)14時から15時30分までです。当日は羽藤さんも会場に駆けつけてくれます。Zoom参加もできます。保護者の方々も含め、みんなでこの問題について考えましょう。





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