An Enterprise in the Cognitive Science of Language: A Festschrift for Yukio Otsu Edited by: Tetsuya Sano, Mika Endo, Miwa Isobe, Koichi Otaki, Koji Sugisaki, and Takeru Suzuki (佐野哲也・遠藤美香・磯部美和・大滝宏一・杉崎鉱司・鈴木猛 編) 菊判上製 定価18000円+税 ISBN978-4-89476-378-4 ひつじ書房
本書は、慶應義塾大学教授、大津由紀雄氏の2008年2月の還暦を祝し、氏と交友の深い研究者や教え子たち49名が寄稿して編まれた記念論文集である。各論文の内容は統語論・形態論・音韻論・第一言語獲得・第二言語獲得・言語処理など多岐にわたり、Stephen Crain,Nina Hyams, Thomas Roeper, William Snyderら海外からの寄稿も含まれる。どの論文も、氏が追求してきた「言語の研究を通してヒトのこころの認知機構を解明する」という目標に挑む意欲作であり、言語の認知科学の魅力にあふれた1冊となっている。
大津先生からのメッセージ(2008年4月2日) 「還暦を迎えて」 「還暦記念論集について」
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