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うめ(2002-2019)

更新日:2020年3月20日

うめ(2002-2019)


我が家の愛犬、うめ(ビーグル犬)が今朝、旅立ちました。7月2日に17歳の誕生日を迎えたばかりでした。


うめは老年期に入ってから耳と目が不自由になりましたが、病気らしい病気になることもなく、元気に一生を終えました。


地元のブリーダーさんのところからやってきたうめ(名づけ親は息子です)は食欲旺盛で、活動的でした。小さいころ、夜、近くのコンビニに行き、店の前にあった旗の竿の部分にリードをひっかけておいたのですが、買い物を終えて戻ると、うめの姿がありません。連れ合いと二人で、いろいろ探したのですが、どうしても見つかりません。自転車でも探したのですが、だめです。あきらめかけていると、通りかかったタクシーの運転手さんが「犬を探しているのなら、さっき、旗と一緒にあっちのほうへ行ったよ」という情報をくれました。そちらの方向へ歩いていくと、暗がりになっている駐車場がありました。念のため、車の下に懐中電灯をあてると、そこにきらりと光る二つの目!うめです。車の下に入ったのはよいが、旗の竿が車輪にひっかかり、身動きができなくなっていたのです。


ビーグル犬は一般にそうだと言われていますが、食欲旺盛です。なんでも食べました。もう老年期に入ってから、たしか、2・3年前だと思うのですが、トウモロコシの芯を食べてしまいました。一部は吐き出したのですが、残りは胃の中へ。かかりつけの動物病院で内視鏡を使って見てもらうと、たしかに、芯の一部があります。とりあえず、吐き出すのを待とうということになり、数時間後、一部を吐き出しました。でも、まだ、胃の中に残っている部分もあります。大分小さくなってきたので、腸の方へ行ってしまうと、大変です。そこで、内視鏡で取り出すことを試みることになりました。しかし、ベテランの医師にとっても簡単なことではありませんでした。かなりの長丁場になりましたが、最後にその医師の操る内視鏡が芯を捉え、引き出すことに成功したときには周りにいた医師たちから歓声があがったそうです。


うめが我が家に来てから8年したときに、キャバリアのノーム(こちらの名づけ親はわたくしです)がやってきました。ノームは人づきあいも、犬づきあいもよく、すぐにみんなの人気ものになりました。でも、うめは「孤高の犬」。我が道を行く、心の強い犬でした。


ここ数日、腰痛で歩くのがつらい様子でしたが、おととい、病院で見てもらった時には、それほど深刻な状況とは思われませんでした。ですから、はっきりとした死因はわかりませんが、老衰と考えています。わたくしたちに迷惑をかけること一切なく、天国へ旅立ちました。


うめ、ありがとう! 【追伸】このブログは「大津研ブログ」ですが、読者の方々の中には、我が家を訪ねてくれ、うめに出会った方々もたくさんいますので、ここに当記事を掲載しました。

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