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脱TOEIC 付記

更新日:2020年3月21日


以下、平井さんのメッセージを引用します。

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記事の基になっている小生の論文は、実は2本あります。[つぎの論文はスピーキングスキルと TOEIC の相関を論じたもので—大津]スピーキングスキル関係で、p.20に 54.6% という数字が読めます。記事ではこれを 56% と書いているようです。


また、ライティングスキルと TOEIC の相関については、2008年の JALT Pan-SIG 学会で報告した下記論文が基になっていると思われます。 http://www.jalt.org/pansig/2008/HTML/Hirai1.htm


この p.44 (Conclusion 直前のパラグラフ)には、74.5% という数字が読めます。

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また、平井さんは「今月16-17日に広島大学で開かれる JALTPan-SIG 学会で、本件の更新情報を発表する予定です。そこでは、相関が以前よりさらに低くなっている事実を報告する」ご予定だそうです。


なお、『週刊東洋経済』に出てくる、ある数字について平井さんは以下のようにおっしゃっています。「「1,620人」という被験者数字は、上記論文と合いません。この人数は、今度の JALT Pan-SIG で小生が発表する最新データの数字です」。

調査とその結果の詳細とその意味するところを正確に理解するためにも、ぜひこれらの論文に直接あたることをお勧めします。

貴重な情報をくださいました平井さんに感謝いたします。





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