top of page
美加 五十嵐

Project Language Teaching (PLT)

更新日:2020年3月21日

下に、伊藤健彦による、第5回PLT会合の簡単な報告があります。PLTはラボ国際交流財団からの受託研究で、メンバーなどについては大津由紀雄研究室のHPをご覧下さい。 http://www.otsu.icl.keio.ac.jp/

その目的などはつぎのとおりです。 「新たな学習指導要領の核になっているのが「言語力の育成」であるが、「言語力」の本質とその育成方法についての実質的な研究は皆無に等しい。本研究では、この欠落部分を埋め、言語教育の改善に資することを目的とする。 本研究の中核となる概念は「ことばへの気づき」である。わたくしたちが無意識のうちに持っている言語知識の広がりを意識化してとらえる(「メタ化」)ことにより、子どもたちに気づき行為の楽しさを実感させるとともに、言語の効果的運用が可能となる。 研究期間内に5~6 回程度の研究会を開催し、言語教育のさまざまな側面について、討議するとともに、その成果を教育実践の場に還元できるよう、できるだけ具体的な形で提言をまとめる。」

今年度は5回の会合を開きました。西新宿のラボで3回、黒姫のラボランドで1回、伊豆長岡で1回です。いずれも2日間の会合で、1日目のあと、ほぼ全員で会食、自由な雰囲気で議論が夜遅くまで続きました。この形式、けいはんなの国際高等研究所での研究プロジェクトに関わっていたときの形式をまねたものです。

今年度だけではまだ「提言をまとめる」ところまではいきませんでしたので、とりあえず、来年度まで、このプロジェクトを継続することにしました。詳細は追って報告いたします。また、研究成果を講演会などの形で公開することも考えています。

閲覧数:2回0件のコメント

最新記事

すべて表示

慶應義塾大学 言語教育シンポジウム 報告

院生の永井です。 去る12月19日に慶應義塾大学言語教育シンポジウムが開催されました。 シンポジウム当日まで申し込みが相次いだという事実と違わず、教室はほぼ満員の大盛況でした。 以下において、私なりにご報告をいたしますが、ハンドブックをお読みなればお分かりになることは割愛さ...

慶應暮シンポ「「ことばの力を育む」授業の展開」

慶應暮シンポ「「ことばの力を育む」授業の展開―みんなで探ろう、小学校英語活動への対処法―」が昨日開催され、会場いっぱいの約300人の聴衆とともに熱っぽく議論が展開されました。 1時開始のシンポジウムが終了したのは7時に近い時刻でした。...

言語の起源と進化 京都国際セミナー

以下の案内が京大の藤田耕司さんから届きましたので、みなさんにもご案内します。12日はTCP(Tokyo Conference on Psycholinguistics)と重なってしまいますが、10、11日と京都で議論し、その足で12日からはTCPというのも粋だと思います。...

Comentarios


bottom of page