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東京言語研究所 理論言語学講座

更新日:2020年3月21日


先週末、東京言語研究所の春期講座が開催され、2日間にわたって、現代理論言語学の多様なアプローチが講義されました。両日とも午前10時から午後5時までの長丁場でしたが、多くの受講者が熱心に聴講し、講義によっては講師と受講者とのやりとりも活発に行われました。

その春期講座が終わると、いよいよ、「本編」としての理論言語学講座が始まります。今年度は連休明けの5月12日(日曜日)に面接ガイダンス、開講式、懇親会が開かれます。 http://www.tokyo-gengo.gr.jp/

この「面接」というのが敷居を高くしている面もあると聞いていますが、面接は受講者選考のためというより、課目の内容が受講者の考えているところと一致しているか、講義のレベルが受講者のレベルに合っているかなどを、講師と受講者が1対1で確認するために設けられたものです。理論言語学講座にとって欠かせないものになっています。

今年度、わたくしは「言語学入門」(水曜日2限)を担当いたします。文字どおり、言語学などに関する知識は前提とせず、理論言語学のおもしろさを受講生のみなさんに実感して欲しいと思います。学部生、大学院生はもちろんのこと、教員を含む社会人のかたがたの受講を歓迎します。また、ちょっと夜が遅いのですが、高校生の受講も可能です。

この機会を利用して多くの方々に言語学のおもしろさに触れていただきたいと願っています。5月にお会いしましょう。

【追記】うれしいことに、ここ数年、国語の先生、英語の先生の受講が増えています。ことばの性質をきちんと理解することで、もっと言えば、ことばの性質をきちんと理解して初めて、ことばの教育は変わっていくはずです。

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